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アート

2016年開催される注目の美術展・トリエンナーレ

2016/06/11


あっという間に3月もあと1日。
今年、瀬戸内国際芸術祭、あいちトリエンナーレが開催されるので、今年の注目の美術展を整理しようと思う。

僕は数年前に瀬戸内国際芸術祭に行ったことを機に、アートが好きになってしまった。
それからというもの、時間があれば美術館に行くようになった。
アートに興味を持ちすぎて、美術検定3級も取得している。

様々な時代の美術が好きであり、特に好きな領域は、現代アートと印象派(ポスト印象派含む)だ。
2年前にオランダに行った際、クレラー・ミュラー美術館のゴッホの「四輪の枯れたひまわり」は忘れない。

僕が今年注目する美術展を紹介したい。

美術館の企画展

フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち@森アーツセンターギャラリー

2016.01.14−03.31

VermeerRembrandtフェルメールとレンブラント

数少ないフェルメールの作品が拝める企画展。本企画で来日したのが、「水差しの持つ女」。
僕がフェルメールで一番好きなのは「天秤を持つ女」。それに近いニュアンスがあるこの作品も生で見たいと思っている。
他にもオランダ作品を堪能できそうな企画展である。
あと一日しかない!

生誕300年 若冲展@東京都美術館

2016.4.22−5.24
zyakuchu生誕300年 若冲展

若冲展を東京都美術館でやるとは驚き。
若冲のモダンなところが現代日本人は好きな気がします。「この時代にこんな作品書いたの!」と。
独特なタッチとダイナミックな表現に魅了されるのは僕だけじゃないはず。
若冲、生誕300年ですよ。なんか、現代アートかのような先端さを感じる。

スタジオ設立30周年記念 ピクサー展@東京都現代美術館

2016.3.5−5.29

pixar
スタジオ設立30周年記念 ピクサー展

好きだよ。ピクサー。僕が好きなのは「トイ・ストーリー」と「カールじいさんの空飛ぶ家」かな。
大人でも楽しめる企画展だと思う。
東京都現代美術館は大規模改修工事に伴う休館になるため、当面行くことができなくなるのが残念だ。

雑貨展@21_21 DESIGN SIGHT

2016.02.26−06.05

zakka雑貨展

21_21DESIGN SIGHTはプロダクトデザインの要素が強いが、非常に学びのある場でもあるし、刺激を受ける場所の一つ。
今回の企画展は日常生活のいたるところにある「雑貨」がテーマ。
ディレクターが深澤直人。気になる。

カラヴァッジョ展@国立西洋美術館

2016.3.1−6.12
caravaggioカラヴァッジョ展

名前からして超大型の企画展だなと思っている。
イタリアの大画家であるカラヴァッジョの企画展とは、西洋美術館頑張るなと思う。
カラヴァッジョの現存する作品は60数点しかないのに、本展に11点が飾られるため、大変貴重な企画展だ。
行方不明とされていた「法悦のマグダラのマリア」が出展されることで、非常に興味深い企画展になりそうだ。

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展@国立新美術館

2016.4.27−8.22
renoirルノワール展

今年の目玉企画展になると思う。
日本人はルノワールがものすごく好きだ。表情が豊かで優しいタッチ。
鑑賞して心が落ち着く。さらに、オルセーとオランジュリー美術館所蔵作品がくるわけだから、集客がものすごくなると思われる。
ルノワールの代表作である『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』が初来日。ものすごく見たい。

メアリー・カサット展@横浜美術館

2016.06.25−09.11

merycassattメアリー・カサット展

初めてメアリー・カサットをみたのは、新国立美術館の『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展』だと思う。
ものすごく惹かれ、時間を忘れたほどだ。
メアリー・カサットは印象派を代表する女性画家である。
僕がメアリー・カサットの構成がとても好きだ。ひとつひとつ絵画の中にある物語がすごく伝わってくる。
単独企画展をやるのは非常に嬉しい。横浜まで足を運びたい。

ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―@東京都美術館

2016.06.11−09.22

pompidouポンピドゥー・センター傑作展

シャガール、ピカソ、マティス、デュシャン。それに、フランスのポンピドゥー・センター。
この組み合わせだけでも、ものすごく行きたくなる内容だ。
僕は大学生の時に、フランスのポンピドゥー・センターまで行ったが、荷物が大きすぎる理由と閉館ギリギリであったことから入れなかったという痛い思い出がある。
近現代作品は好きなので、是非行きたい。そして、いつかはフランスのポンピドゥー・センターに行きたい。

ダリ展@国立新美術館

2016.09.14−12.12
dari
ダリ展

毎年、国立新美術館は大きな集客しそうな企画展を開催するので感心する。
コレクションを持っていない美術館であるからこその強みを存分に活用していると思う。
今年はルノワールに続き、ダリ。
ダリも日本人が大好きな画家だと思われる。シュール・レアリズムの代表作家であり、独特な世界観に魅了される。
HPみるだけで刺激されるから、開催が楽しみだ。
ちなみに、日本でダリをみたいなら、福島の「諸橋近代美術館」がオススメである。この美術館の大量のダリ・コレクションには度肝を抜かれた。

ゴッホとゴーギャン展@東京都美術館

2016.10.08−12.18
goghgauguin
ゴッホとゴーギャン展

ゴッホとゴーギャン。二人の関係性を知る上では面白そうな企画展になりそうである。
どのような作品が展示されるのか、まだわからないが企画的には興味深い。
二人の共同生活を軸に、その時の作品、それ以降の作品を比べられる構成であれば嬉しい。

トリエンナーレ

虹のキャラヴァンサライ あいちトリエンナーレ2016

2016.08.11-10.23

aichiあいちトリエンナーレ2016

あいちトリエンナーレはとてもステキなトリエンナーレだと思う。
3年前に開催したあいちトリエンナーレを存分に楽しむことができた。
このトリエンナーレは美術館の他に商店街も開催している。それぞれの空間を活かした作品内容となっており、インスタレーション作品も豊富である。前回は奈良美智氏のDJを楽しむことができた。
今回も是非行きたい。

瀬戸内国際芸術祭2016

2016.03.20-04.17
2016.07.18-09.04
2016.10.08-11.06

setouchi
瀬戸内国際芸術祭2016

僕がアートに興味を持ったのは瀬戸内国際芸術祭である。
瀬戸内海の素晴らしさとアートがマッチし最高だ。
年々、開催地区の島々も増えている。地域活性(島興し)という点でも注目すべき内容。
私が行った島の中では、犬島がオススメである。行ったことない人には直島や豊島に行って欲しい。
会期が3回もあるので、どこかで行きたい。

BIWAKOビエンナーレ2016

2016.09.17-2016.11.06

biwakoBIWAKOビエンナーレ2016

前回開催時に行った芸術祭であり、予想以上に良かった。
大地の芸術祭のように民家の中にアート作品がある。会場範囲は他の芸術祭よりは狭いと思われるが、会場の数が多く、作品の質も高いので、非常に楽しめる。
あまり企業の息がかかってなく(と思える)、地域密着型な芸術祭である。
東京からだと、行きにくくはあるが、会期が重なる「あいちトリエンナーレ」と行ければ最高だ。

さいたまトリエンナーレ2016

2016.9.24−12.11

saitamatrien
さいたまトリエンナーレ2016

都市型芸術祭として新たな産声を上げる「さいたまトリエンナーレ2016」。
東京からの立地の近さで非常に気になる。
どういった芸術祭に仕上がるのか楽しみである。

ということで

2016年の美術展・トリエンナーレも目白押しだ。
色々と刺激を受けに、さぁ出かけよう。

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