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アート

現代アートが好きになるおすすめアーティスト11選

2017/03/24

ぼくは瀬戸内国際芸術祭でアートに興味を持ちました。
ぼくのアートの入り口は現代アートです。

一般的に、現代アートって、とても難しいもの、なんだかわからないものと思われがちです。
僕も好きなものを聞かれたら、「現代アートが好きなんです」と話すと、受け手のリアクションは変な印象にとられがちです。

現代アートと聞くと、「よくわからないもの」、「主張の強いもの」、「暴力的」などのようなマイナス面の印象で受け取られてしまいがちです。

ですが、ちょっと決めつけるのはちょっと待ってほしいのです。
それで敬遠されてしまうのは非常にもったいないとぼくは思っています。。

たしかにそういう作品もあります。
ぼくもいまだによくわからない作品、嫌いな作風のものにであうこともあります。

ただ、作品によってはワクワクもするし、感動もしたりします。
だからこそ、ぼくは今まで美術・アートに興味はなかったのに、興味を持つことができました。
アートに触れると、世界は拡がる、そんな気もします。

今回はアートの入り口に持ってこないな、だれでも親しみやすい現代アートを手掛けるおすすめアーティストを紹介します。

名和晃平

数年前に東京都現代美術館でやっていた個展で僕は一目惚れしました。
彼の作品は驚きとともに、美しさがあります。

代表作では、シカやキューピー人形など物体の表面を球体で覆うことで新しいものに存在に変えていく「PIXCELL」、
「ゆず」のアルバムのジャケットなどが有名です。
彼が作品を観ると、世界に新しい息吹を与えてくれている気がします。

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kohei-nawa01 (公式サイトより)

・ここにいけば作品にあえる!!
瀬戸内国際芸術祭2016 犬島
http://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/inujima/67.html

目【め】

最近ぼくが好きすぎてたまらないアーティストです。
アートという概念を変える集団でもあります。

僕が数年前に行った資生堂パーラーギャラリーの作品で度肝を抜きました。
こんな作品があるんだ。と。

自分自身が異なる世界へいったかのような感覚に陥ります。
まるで「不思議の国のアリス」の世界です。
作品に触れると、ワクワクしてたまりません。
だからこそ、ぜひ自分の目で見て欲しいです。

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・ここにいけば作品にあえる
北アルプス国際芸術祭
2017年6月4日~7月30日
http://shinano-omachi.jp//

草間彌生

言わずもがな、「水玉」で有名なアーティスト。
日本でも常時みることができます。
観光名所にある作品はとても親しみやすく、アートに興味がない方でも触れやすい作品です。
一方で絵画作品、映像作品はかなりハイセンスなものが多く、敷居が高いと感じられるかもしれない。

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IMG_1650

・ここにいけば作品にあえる
松本市美術館
http://matsumoto-artmuse.jp/

十日町 「まつだい」農舞台
http://www.echigo-tsumari.jp/facility/base/nohbutai

直島
http://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/naoshima/100.html

十和田市現代美術館
http://towadaartcenter.com/web/towadaartcenter.html

草間彌生 わが永遠の魂 国立新美術館
2017年2月22日~5月22日
http://kusama2017.jp/

奈良美智

こちらをじっと見る少女の絵が印象的です。
何か反骨的な精神を持っていて、何かを訴えかけているようです。
青森に行ったらぜひ観て欲しいのが、青森犬。
また、弘前にも犬の作品があります。以前は広場に設置されていましたが、いたずらをされてしまい、今は狭い建物の中にいます。
すごく残念であるが、観光客がいないので、穴場です。
音楽もこよなく愛しているアーティストであり、以前あいちトリエンナーレでDJをやっている姿をみて、とても親しみやすい人だと思ってます。
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・ここにいけば作品にあえる
青森県立美術館
http://www.aomori-museum.jp/ja/
吉野町の緑地公園(AtoZメモリアルドッグ)
http://4travel.jp/domestic/area/tohoku/aomori/hirosaki/hirosaki/hotplace/11332600/
http://mainichi.jp/articles/20151202/ddl/k02/040/051000c

大岩オスカール

幻想的な絵を書くアーティスト。
色使いが鮮やかで、とても綺麗です。
瀬戸内国際芸術祭での作品は圧巻作品。
トリックアート的な要素も多く、楽しみながら鑑賞することができます。
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・ここにいけば作品にあえる
北アルプス国際芸術祭
2017年6月4日~7月30日
http://shinano-omachi.jp//

チームラボ

ウルトラテクノロジスト集団。
デジタル・アートの代表といえるでしょう。
毎回おもしろい発見と美しさ、そして楽しさを提供してくれる作品の数々です。

teamlab
teamlab02
・ここにいけば作品にあえる
第33回全国都市緑化よこはまフェア
2017年3月25日~6月4日
https://www.team-lab.net/jp/e/yokohama_crystalfireworks/

クリスチャン・ボルタンスキー

生と死をモチーフにした作品。
虚無感のなかに存在を表現したようなインスタレーションが多いです。
圧倒的なスケール感で、空間を存分に発揮した作品が印象的です。

Christian-Boltanski

・ここにいけば作品にあえる
大地の芸術祭の里
http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/the_last_class

豊島
http://benesse-artsite.jp/art/boltanski.html

レアンドロ・エルリッヒ

トリッキーなアートでありながら、親しみやすさもあるアーティスト。
自らが作品の中に入るのも大きな特徴の一つです。
やっぱり有名なのが、金沢の21世紀美術館の「スイミングプール」ですね。


swimming公式サイトより)

・ここにいけば作品にあえる
金沢21世紀美術館
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=7
女木島
http://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/megijima/32.html
レアンドロ・エルリッヒ展
2017年11月18日〜2018年4月1日
http://www.mori.art.museum/jp/exhibition/leandro.html

ジェームズ・タレル

光を使った作品が特徴的です。
長時間鑑賞必須ですが、その分、何かしら得るものも多いです。
直島の「南寺」はオススメです。

james01 (http://blossom-soon.seesaa.net/article/35748970.htmlより)

・ここにいけば作品にあえる
金沢21世紀美術館
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=4
直島
http://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/naoshima/7.html
地中美術館
http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
光の館
http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/house_of_light

淺井裕介

民族的なユニークなペインティングが特徴的です。
親しみやすく、みていてほっこりする作品が多く、子供にも人気の高いアートではないでしょうか。

yusuke
・ここにいけば作品にあえる
犬島
http://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/inujima/73.html

山口晃

古風な絵柄のなかに、新しい息吹を与えるのがうまいアーティスト。
非常にユーモラスな絵が特徴的で、細かくみることで、次々と新しい発見できるでしょう。

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(http://mizuma-art.co.jp/artist/0250/)
・ここにいけば作品にあえる
馬の博物館
http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/uma/event/event_20160219.html

他にもたくさん...

ここでは紹介できませんでしたが、他にもたくさんステキなアーティストはいます。
また、チンポムとか会田誠などの有名アーティストもいるけれど、個人的にエッジが効きすぎているからここでは紹介していません。

いろんなアーティストがたくさんいますので、
ぜひ、自分自身が「この作品いいな、好きだな」というのを見つけてください。

「いいな」っていう作品があれば、アートの扉を少しずつ開けていることでしょう。
そんなときがくれば嬉しいですし、ぜひいろんなお話がしたいです。

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