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リアル脱出ゲームファン必見!「リアル脱出ゲーム presents 究極の謎本」をやってみた

2016/12/25

嫁と僕はリアル脱出ゲームにハマっています。

嫁が「リアル脱出ゲーム presents 究極の謎本」を欲しいということで、Amazonにてポチりました。

感想を先にいえば、「リアル脱出ゲーム presents 究極の謎本」は非常に面白い内容の本です。問題そのもの質も高く、非常に難問がそろっています。
リアル脱出ゲームの予習にあってもいい本かと思います。

究極の謎本とは

究極の謎本

リアル脱出ゲームのスクラップが自社でSCRAP出版という出版事業を立ち上げて作った第1弾の本です。究極の謎本は、全18問の謎で構成されています。
(公式では、過去問17問を再構成+新作謎5問となっています。というのは、過去問の中で今は解けない謎が4問あり、それもカウントされているんだと思います。解けはしませんが、解くためのプロセスは謎解きのレベルを上げるためには良いと思います。)

SCRAPファンクラブ「少年探偵SCRAP団」からの過去問が大半(僕はファンクラブじゃないからわかりませんが、「究極の謎本」用に再構成されているようです)。この本オリジナルの問題が数問収録されています。

僕は、少年探偵SCRAP団ではありませんので、全問初めて見る問題なので、ファンクラブじゃなくて、これからリアル脱出ゲームを解くぞという方には非常にオススメの本だと思います。

逆に、ファンクラブになっている方は、今までも過去問が多く収録されているので、新鮮味は欠けそうです。オリジナルの問題が過去問に比べて少ないので。

究極の謎本の中身ですが、
「ひらめき」「注意力」「スピード」「発想力」とカテゴリが分かれており、問題毎に難易度が表示されているのは、良いですね。

難易度は?

「リアル脱出ゲーム presents 究極の謎本」は非常に難しい難易度です。

1問に対して、30分~1時間(はたまた1日?)かかってしまうものが多く、リアル脱出ゲームの問題に比べてはるかに難しいと思います。

小さな謎をとき、その次に導かれる謎をとくといった感じの問題がたくさんある印象です。
最後の答えを出すまでのプロセスが結構ある問題が多く、ボリューム感はあるといえます。

大問もあれば、リアル脱出ゲームの小謎であるような問題も複数収録されているので、頭の体操にはもってこいです。にしても、「ひらめき」カテゴリは本当に難しい。

それ以上に初版付録に入っている小冊子「突然謎大全」の問題は鬼門です。
できっこないじゃんと思っちゃうくらいぶっ飛んでいます。
突然謎大全

なんかリアル脱出ゲームもクリア出来る気がする!

この究極の謎本をやれば、なんかリアル脱出ゲームを簡単にクリアできそうな気がしちゃいます。
それくらいに、「究極の謎本」は難易度の高い問題です。

たしかに、小謎問題もたくさんあるんですが、それだけではなく、リアル脱出ゲーム以上の大問が本1ページ分にかかれていて、泣きそうになります。(それくらい答えを出すために、1ページにやらなければいけないことが盛り込まれています。

リアル脱出ゲームやらない人もぜひ

究極の謎本はリアル脱出ゲーム過去問本とくらべて、リアル脱出ゲーム色は少ないです。
というのも、1ページで問題が完結しているのが多いからです。

リアル脱出ゲームであれば、色々な要素を合わせて、大謎をクリアしたりします。
また、公演によっては、歩きまわりますし。

しかし、究極の謎本は単独謎(複数のプロセスをはさみますが)なので、普通にパズルや謎が好きな人でもオススメかと思います。
足を稼がない分、頭をめちゃくちゃ使います。
なので、リアル脱出ゲームやらない人にもぜひやってほしいなと思っています。

初版は誤植多い...

めちゃくちゃオススメな究極の謎本ですが、1つ問題点があります。
それは、誤植が多いことです。
謎解きを売りにしているので、誤植ってご法度だと思うんですが、結構誤植があります。
自前でやっている分、人が足りなかったのかもしれませんが、相互レビューはしっかりしてほしいです。

ホームページにも記載されていますので、初版の人は注意してください。

http://www.scrapmagazine.com/shuppan/

今後も楽しみなSCRAP出版

SCRAPは以前まで、出版社を使って、ゲームブックを出していました。
今後、自社で出版事業をかまえるので、どんどん出版物も増えてくるでしょう。
(とはいえ、元々SCRAPはフリーペーパーをメインにしていたわけなので、ノウハウは持っているんでしょう)

これから、付録多めの謎解きゲームブック『少女と箱と謎の古代遺跡(仮題/9月発売予定)』と、3人でプレイするアンサンブルブック『三人の憂鬱な容疑者(仮題/10月発売予定)』が立て続けに出ます。

僕は「人狼村からの脱出」、「ふたご島からの脱出」というゲームブックはプレイしていますが、非常に面白かったので、ものすごく楽しみにしています。(まだ、「十人の憂鬱な容疑者」が途中だ。)

以下のゲームブックもオススメです。
普通にリアル脱出ゲームというより、ゲームブックとして楽しめます。

 

 

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