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アート

ダリ展はやっぱりワクワクする

会社設立後、ブログ更新が滞ってしまいました。
引き続き、ブログは時間がある時に更新していきますので、よろしくお願いいたします。

先日、国立新美術館にてダリ展に行ってきました。
休日の夕方いきましたが、結構混んでいました。
入り口で10分程度並び、会場に入ったわけですが、会場内も多くの人がいます。

やっぱり、ダリの人気はすごい!
まだ、開催始まったばかりのときにいったのに、混雑しています。
会期が終わるギリギリだと、さらに多くの人になりそうです。

「ダリ展」は今年人気の企画展の上位にきそうですね。

ダリ展の魅力

今回のダリ展の魅力としては、なんといっても、作品と展示の仕方でしょう。

ガラ=サルバドール・ダリ財団、サルバドール・ダリ美術館、国立ソフィア王妃芸術センターという世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品と日本国内の有数な作品が揃いもそろっています。約250点の作品が揃うというすさまじいダリの企画展です。

もう一つの魅力は展示の仕方です。
この企画展の展示の仕方はものすごくうまいと感じました。

美術にそこまで関心のない方が行っても楽しめるような展示でした。その一方で、ダリ好きな方もものすごく楽しめるという両者ともに楽しむことができるという企画展になっています。

ダリの作品といえば、だいたいの人が、「あー、ダリっぽい!」とか「これはダリの作品だね」とか、そのくらい特徴のある作家です。
言葉を悪くいえば、あくが強いというのがいいのでしょうか、非常にエッジの効いた作品であり、感性が刺激される作品が非常に多い作家だと思っています。

今回の展示では、いわゆるダリっぽい作品が多く展示されています。
若い時の、ダリのオリジナリティが出る前の、模索している作品をみることができます。

ポスト印象派的な作品、キュビズムを意識した作品があります。
キュビズムであれば、「ジョルジュ・ブラックっぽい!」という作品にも出会うことができます。
それくらい、大きく影響を受けた作家が多かったといえるでしょう。

また、あまり知られていないダリが共同で手がけた映画をみることができます。絵画作品をみて、映像をみて、絵画作品をみて、映像をみてと、展示に結構メリハリがあってよかったと思っています。

また、展示されている内容によって、壁の色をあわせていたりと、鑑賞者のことを考えた企画展になっていることに感心しました。

ダリ展のおすすめ作品

『謎めいた要素のある風景』
07

『奇妙なものたち』
09

『ポルト・リガトの聖母』
13

日本におけるダリコレクション

日本でも結構ダリの作品をみることができます。
東京から近場であるのは「横浜美術館」、「諸橋近代美術館」だと思います。
特に福島の五色沼の近くにある「諸橋近代美術館」はダリコレクションはものすごく、必見の美術館です。そこまで人も多い美術館ではないので、穴場な美術館だなと思っています。
以前、ここでダリコレクションを存分にみることができました。

ダリ展へ行こう

今年の企画展のなかでも間違いなく上位に入るほどの面白さの企画展になっています。
これ以上こまないうちに(もう混んでいますが)にぜひ足を運んでみてください。

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