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新規顧客獲得するためには、無料口コミサイトを登録するのが近道

店舗運営にて、重要な要素の一つに新規顧客の獲得があります。

売上を上げるためには、顧客を増やす必要です。
ただ、どのように増やすかが難しいところだと思います。

既存の顧客だけでは、売上増加が望めない。
新規顧客を獲得したいけれど、どうやって増やせばいいのか。

そういったときは、口コミサイトに登録するのがいいです。
というのも、顧客が店に来るときに、その店に対して検索する傾向が強いです。

実際の現場にいると、新規のお客様は以下のように店をインターネット検索している方々が多いのです。

・「場所+店のカテゴリ」で検索
・上位結果のポータルサイトや口コミサイトにアクセス
・掲載された情報をみたうえで来店

「場所+店のカテゴリ」で検索

場所とカテゴリを入れて、グーグルやヤフーにて検索します。

場所については、駅名あるいは市町村になります。
例えば、有楽町駅、千代田区などを入力します。

カテゴリについては、どういう業態なのかになります。
髪を切りたいとなれば、美容院あるいは理容室(または床屋)のように入力して検索します。

つまり、場所+店のカテゴリというのは、
有楽町で髪を切りたいとすれば、

「有楽町 美容院」などで調べる人が多いということです。

上位結果のポータルサイトや口コミサイトにアクセス

「場所+店のカテゴリ」で検索した結果、表示されたページをアクセスします。

ここで、重要なのは、検索結果の1番上から参照されるということです。

検索結果の2ページ目以降になると、アクセスされる回数が急激に減ります。

なので、自分の店舗情報をどれだけ上にできるかということです。
そういう意味で、自分の店ホームページを作成し、上位にさせることも大事です。

ただ、それだけでなく、検索結果上位であるポータルサイトや口コミサイトにアクセスする人が多いです。

検索された情報をみたうえで来店

アクセスした情報を見た上で顧客は来店します。

そこで重要となるのは、「評判」、「写真などの雰囲気」と「費用」です。

一番そこで考えたいのは「評判」です。
口コミといっていいでしょう。

この口コミに重点と置くことで、新規顧客獲得に繋がります。

ただ、口コミの欠点は、口コミ情報を蓄積するのに時間がかかることです。
早めに既存顧客に協力いただいて、顧客に満足していただけるような店作りにしましょう。
長期的に成功に繋がる鍵になるので、早めの対応が必要です。

飲食店であれば、
ホットペッパーではなく、食べログをみて、来店する人が増えたことからも、
口コミの重要性は高いです。

最近では、実名で飲食店をオススメできる「Retty」というサービスが成功しているのも、口コミの重要性があるからだと思います。

オススメの口コミサイト

オススメの口コミサイトは【エキテン】です。
無料プランで十分活用出来るという点、「場所+店のカテゴリ」で検索上位にくる点です。

無料プランであっても、無料で店舗情報(写真を含めて)を掲載することができますし、口コミは登録することができます。
有料プランとの違いは、検索結果が上になるかどうかです。

ただ、口コミサイトにおいては、検索結果以上に口コミ結果を重視するので、有料プランではなくても、無料プランで十分活用することができると思っています。



他の動線について

ほかには、検索サイトを見る方も多いです。

知りたい情報が、
旅館・ホテルであれば、直接「じゃらん」を
美容院であれば、直接「ホットペッパービューティー」を
検索する感じです。

ただ、じゃらんにしても、ホットペッパービューティーにしても、検索サイトは知名度が高く、検索結果も上位に出るのですが、手数料あるいは掲載料がかかります。

また、実際出すことで顧客は増加すると思いますが、それ以上の代償は大きいです。
というのも、店舗運営において、大きなコストがかかってしまうということです。

掲載料が大きくかかるとともに、他の競合他社との顧客の取り合いになります。
例えば、ホットペッパービューティーで髪を切りたいという人は写真などのイメージの他に、値段を気にする人が非常に多い傾向です。
そのため、競合他社の値段を見た上で、それ以下にしたり、極度の値下げをして必死に顧客を確保しようとしてしまいます。
その結果、長期的にみると、自分自身を苦しめることになります。


初回限定値段を下げることで、顧客は増えるかもしれません。
が、2回目に顧客が来てくれるとは限りません。
こういった顧客は他の店の方が値段が安いといって、別の店に乗り換えてしまう可能性が高いのです。

店舗で余裕資金があればこういった検索サイトを使うことはいいことかもしれません。
しかしながら、長期的であると、顧客獲得につながっているとは限りません。

個人的には、検索サイトを直接使うような顧客は優先度を下げた方が良いです。
資金に余裕がなければ、検索サイトに登録しなくてよいと思います。

このくらいの費用をかけるのであれば、ホームページを作り、無料の口コミサイトに登録し、あとは顧客を満足させられるように研鑽した方がよいと思います。

まずは、「場所+店のカテゴリ」を検索する人をターゲットにおいて、その顧客を満足させることができ、リピーターになってもらうのが一番です。
そのことを重視した方がいいと思います。

他の店は「ホットペッパー」に載せているから、自分の店も!
と考えるのはよろしくありません。

本来は、どのくらいコストがかかり、リターンが返ってくるか、ちゃんとシミュレーションした上でしないといけません。
有料の検索サイトは注意が必要です。



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