新宿新南口にできた新ルミネ「NEWoMan（ニュウマン）」がいろいろとやばい

JR新宿駅新南口に「NEWoMan(ニュウマン)」という商業施設が一次オープンした。
先日、僕も行ってみたが、まだオープンしていない店もあった。というのも、このNEWoManは、2回に分けてオープンするらしい。
1回目は3月25日、2回目は4月15日にオープンするようだ。

新宿新南口から直結する、この商業施設には一体何があるのだろうか。

わからない。
実際に入っている店を公式サイトよりみてみよう。

https://www.newoman.jp/
なんか、いろいろあるけれど、全然わからない。
カルフォルニアの風が吹く「ブルーボトルコーヒー」しかわからない。
（昨年、清澄白河にあるブルーボトルコーヒーは行った。空いていて、すぐにコーヒーを飲むことができた。
コーヒーは好きだけれどこだわりのない僕にとっては全然味がわからなかった。たぶん、美味しいんだろう。あと、店員さんが多くて、ちゃんと利益が出ているのか心配になった。一過性にすぎないブームから持続性はあるのだろうか疑問であった。）

このNEWoMANのサイトはいろいろとツッコミどころ満載だ。

イメージ画像がヤバイ

NEWoMANのコンセプト画像がいろいろと気になる。
実際に見てもらいたい。

（公式サイトより）

（公式サイトより）

さらに動画

なんかHな感じだ。深夜アニメでエロい描写があるときに、発する光のようだ。
光を消すためには、DVD買ってねという魂胆が見え見えのあれだ。
申し訳ないが、この画像と動画は、男性からみたら、そうとしかみれない。

コンセプトがヤバイ

で、そんなNEWomanであるが、コンセプトがいまいちわからない。

（公式サイトより）

何をいっているのか、よくわからない。コピー的にどうなんだという感じ。
音読してみたけれど、とてもつっかえるし、イメージしにくい。

体験をさせるのですね。消費じゃないのですね。

人のアサインがヤバイ

先日、新宿に用があって、近かったのでNEWoManに立ち寄ったけれど、そこまで混んでいないのに、エスカレーターの場所を教える担当の方が多くて焦った。まずさ、人がいなくても、エスカレーターの位置、階段の位置を含め、動線を自然に作れる必要があるのではないか。
それができないのであれば、建物のレイアウトとして失敗ではないのかと思う。訪れた人にわかりやすく、自然体で店を楽しんでもらうことがコンセプトではないのだろうか。
「エスカレーターはこちらです」を絶えず言うお兄さんたちがいることで、店に来てくれる人の体験を損ねてしまっている感がある。ひたすら、お兄さんたちが言っているから、顧客は気になってサイトにあるような（たぶん？）体験価値に重きを置けないと思う。
しかも、店の面積に見合っていない。お兄さんたち多すぎなのである。
食事ところは（ブルーボトルコーヒーを含め）、混んでいるけれど、服や雑貨の店舗は混んでおらず、大丈夫か不安になる。

ターゲットがヤバイ

僕が一番気になっているところがここ。
ターゲットはどこなのだろうか？

んー。すごく横文字だ。
おそらく、NEWoManのターゲットは「輝き続けたい（？）と思っている女性（たぶん、働いている３０～４０代女性）」なんだと思われる。サイトをみる限り、そのように強調されているから、そうなのかもしれないが、あまりパッとしない。

実際、ヒカリエの方がずっとコンセプトがしっかりしているように思える。店舗をみても、いろいろとよくわからない部分が多い。（嫁もターゲットに入ると思われるが、全然理解できていなかった。）
それに、商業施設の名前も気になっている。全然違うのかもしれないが、「NEWoMan」の「M」が大文字であることから、女性（Woman）だけでなく、男性（Man）も含まれていることだと思われる。だとすると、男性目線のかけらは一切ない。（あるとしたら、コンセプト写真のある場所を光で隠す深夜アニメ的なところだけだ）

新しい商業施設であり、文化も発信する言っている点で、いまいちよくわからなくなってしまっているのではないだろうか。
新しいもの=新しい店舗を出せばいいわけではないし、オシャレな空間にして「ほら、おしゃれでしょ」みたいなことやっても、あんまりおもしろくない。

結局何が言いたいのか？

「NEWoMan」という商業施設がいまいちよくわからないということだ。まだ、グランドオープンはしていないということだから、今後この商業施設が何を訴求するのかということに注目したい。

-ぼやき