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映画

原題と邦題が大きく異なる映画がたくさんある

2016/12/25

海外の映画を観るとき、たまに違和感があったりしませんか?

DVDのジャケットであったり、タイトルコールであったり、タイトルが異なっているという点です。
これは、原題と邦題が異なっているということです。

このような、原題と邦題が異なっているケースは非常に多く存在します。

邦題は、日本の配給会社が、顧客を増やすために、原題を変更します。
馴染みのないようなタイトルを親しみやすくしようと変更することは少なくありません。

このような原題と邦題が異なることで、マーケティングのあり方についても学べると思います。

そんな原題と邦題が大きく違う映画について、紹介します。

きみに読む物語(原題『The Notebook』)

名作ラブストーリー。
映画が大変良くて、ベストセラーといわれている小説も読んだことがあります。
小説の原題をみて、「The Notebook」と書いてあって、驚いたのを覚えています。

原題と邦題が異なっていても、邦題のネーミングがあったことで動員数が増えた気もします。

博士と彼女のセオリー(原題『The Theory of everything』)

セオリーはつけていても、原題と異なります。

「ホーキンス博士」と「彼女」に焦点をあてたタイトルになっています。
こちらもこのタイトルの方が気になってしまいそうですね。

天使にラブソングを(原題『SISTER’S ACT』)

邦題が良い。
親しみやすくなっているし、観たくなるタイトルです。

俺たちに明日はない(原題『BONNIE AND CLYDE』)

原題と大きく異なるタイトルになります。
原題は人の名前。

全然異なるタイトルをつけているのには驚きましたが、邦題の方が観たくなる気がしますね。

ハムナプトラ/失われた砂漠の都(原題『The Mummy』)

原題はマミー(ミイラの意味)。
それを死者の都ハムナプトラとしたことで、ヒット作になった気がします。

ぼくのエリ 200歳の少女(原題『Let the Right One In』)

これは最悪な邦題。
ネタバレかと思ったら、それ以上にミスリードしている作品。
邦題直すべきだと思っています。

実は、エリは”少女”じゃないんだよ。と最近知って驚いています。

リメイク作の「モールス」よりも、本作の方が好きですね。

17歳の肖像(原題『AN EDUCATION』)

キャリー・マリガンの出世作。

原題はかなりシンプル。
「博士と彼女のセオリー」みたいに特徴のある邦題でいいですね。

ゼロ・グラビティ(原題『Gravity』)

こちらも失敗タイトル。
ゼロつけなくてよかったですね。
エンディングみれば、その意味がわかると思うんだけれど、なんでゼロを付けたのか疑問です。

リトル・ダンサー(原題『Billy Elliot』)

原題は主人公の名前。
邦題にするにあたって、人の名前などは避けていますね。
馴染みの薄く、親しみがないからかもしれません。

バレエのひたむきさのある良い映画でした。

オーロラの彼方へ(原題『Frequency』)

原題はシンプルだけれど、これはこれでいい気もします。
この映画も名作なんだけれど、邦題については賛否両論のようで。
邦題をつけるのであれば、もっとうまくまとめてほしかった気がします。

裏切りのサーカス(原題『TINKER TAILOR SOLDIER SPY』)

邦題、かっこいい。「サーカス」を付けたのがトリッキーでいいですね。

いまを生きる(原題『Dead Poets Society』)

大好きな俳優だったロビン・ウィリアムズ主演の名作。
「死せる詩人の会」のような原題ですが、作品のメッセージとなったものを邦題にしたと思われます。
邦題によってさらに名作になった気がします。

永遠のこどもたち(原題『El Orfanato』)

原題は「児童養護施設」とかいう意味。
それをこういう邦題になったのは良い気がします。

ホラーテイストですが、最後は泣けます。

海の上のピアニスト(原題『La leggenda del pianista sull'oceano』)

大好きな作品。
生涯海の上で過ごしたピアニストの物語。
あえて伝説を訳さなかったのが良かった気がします。

イギリスでは「The Legend of 1900」というタイトルです。

きみがぼくを見つけた日(原題『timetraveler's wife』)

「きみに読む物語」と同じレイチェル・マクアダムスが主演だからか、タイトルが似ています。
原題はそのままのストーリーに直結する意味ですが、それよりはロマンチックなタイトルのほうが日本受け良さそうですよね。

落下の王国(原題『The fall』)

映像がものすごくよかった作品。
どのシーンも絶妙。

原題を少し変えることで、興味をわかせる手法ですね。

愛を読むひと(原題『The Reader』)

「きみに読む物語」のように、原題をかなり変えています。
やや逸脱した邦題なんだけれど、「The Reader」では味気なかったのですかね。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(原題『Extremely Loud & Incredibly Close』)

このタイトルは一度みると、気になるタイトルです。
原題をそのまま日本語に訳していますね。

どうやって、振り向かせるか

邦題と原題をこのようにみてわかることは、どうやって劇場まで足を運んでもらうのかを検討しているということです。
映画のタイトルは1番気になるところで、柱になるところになります。

今後気にしてみると面白いと思います。

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