事業立地の重要さ
起業だけにとどまらず、事業をする上で立地というのは非常に重要なことです。
立地というのは、単に、店、事務所という物理的な場所に限った話ではありません。
立地とは、誰を相手に何を納めるかという点です。
もうちょっというと、どういう顧客から何でお金をいただくかという点。
ターゲットとターゲットの課題を解決する「事業」の範囲です。
ですので、立地は事業を営むすべての企業が必要となる要素になります。
立地は本当に重要であると、経営している身分であるぼくにとってはつくづく思うことです。
しかもこの立地は、自身の芝生そのものが青いのかという点にも注意しなければいけません。
隣の芝生が青いというかそれ以前に
その場所が利益の出やすい市場構造になっているか。
高付加価値を出せる市場なのか。
という点をちゃんと把握しないとだめなんです。
ここらへんが経営学を専攻しながらもやって気づくことでした。
非常に反省です。
立地の話では儲からない立地では本当に利益のでない構造で、
知っているだけではだめで、新事業を展開するうえでは、ちゃんとそれを踏まえて立地の選択をすべきなのです。
ちなみに、利益のでやすい市場構造になっているかという点を調べるうえではマイケル・ポーターのファイブフォース分析は有効です。
立地の次に必要なのが、オペレーションも含むビジネス・モデルになるのではと思います。
まずは儲けの出る事業・市場なのか
そのうえで、他よりも長期的に利益の出る仕組みをつくるためにはどうすればいいのか
を考える必要があります。
新規事業を考えるうえでは鉄則です。
当たり前かもしれないけれど、これができていないのは非常に多いと思います。
「経営戦略を問いなおす」はそういうことを知るきっかけになりました。
この本は本当に良い!